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2024年10月


世界で一番裕福なお金持ちの国はどこでしょうか?

イーロン・マスクやビル・ゲイツのいるアメリカ?
国家として徹底的に実利にこだわり世界から富豪の集まるシンガポール?
天然資源のあるドバイやブルネイ?

裕福さの定義は色々あると思いますが、2024年4月にIMFから発表されたWorld Economic Outlookによると、国・地域別の一人当たり購買力平価GDPをもとにしたランキングでは、一位は「ルクセンブルク」だそうです。

国名は聞いたことがあっても実際にどんな国なのか、日本ではあまり知られていないため、意外に感じる人がいるかもしれません。

ルクセンブルクは、2024年の一人当たり購買力平価GDPが143,743ドルとなっており、世界で唯一140,000ドルを超えているそうです。

ルクセンブルクの一人当たりGDPが世界でも突出して高い主な理由は、にルクセンブルクでは高収益な業態である金融業や情報通信業が強く、多くの銀行や投資ファンド、保険会社、IT会社などが集まっていることにあるようです。

また、一人当たりGDPはその国・地域のGDPを人口で割ることから、人口が少ない国・地域で高くなりやすいという傾向があります。
ルクセンブルクの人口は約66万人と少ないため、ルクセンブルクの一人当たりGDPが高い理由の一つでしょう。

ちなみに2位はマカオ、3位はアイルランドだそうで、シンガポールは4位、アメリカは9位となりました。

世界の裕福な国ランキングについて、調べてまとめてみました。


【世界で一番お金持ちな国はどこ? | アメリカ?ドバイ?実は意外な国】の続きを読む


FIREをして海外移住をしたり、ノマドワークをしながら海外で暮らすなど、外国で生活したいと考える人にとってどの国が一番おすすめなのでしょうか。

少し前まで、リタイア後の生活をフィリピンで送りたいと考える人たちも多くいました。

フィリピンに住んだら生活コストが抑えられて、収入が現役時や日本にいた時より下がったとしても、日本よりも豊かな暮らしができそう…
というイメージも確かにありましたが、実際はそうでもないかもしれません。

マニラやセブなどの都会に住んだ場合、エリアによっては非常に治安が良い場所もあり、綺麗なコンドミニアムや日本料理店もたくさんあります。
日本食材を売っているスーパーや商店もありますよ。

ですが、生活コストの面では日本よりも割高だと感じるかもしれません。

インフラがまだ整っていないフィリピンでは、インターネットへの接続が不安定で、半日ネットが使えないなどという日も珍しくありません。
電気も同様で、停電は頻繁に起きています。
そんな中、電気代やネット代は日本と同じか、場合によっては日本以上のことも。
電力供給やネットワークの不安定さを考えると、かなり高いと感じるのではないでしょうか。

また、日本食も当然割高なので、ローカルの食事にも慣れていく必要がありますが、本当に安い、真のローカルともいえる屋台でのご飯やおかずは、衛生的に小さい頃から食べ慣れていない日本人には危険がたくさんあります。

そう考えると、日本以上の生活コストともいえるフィリピンへの移住、果たしてお得なのでしょうか。
調べてまとめてみました。

【フィリピン移住は本当にお得? | 都市では生活費が高い!では田舎なら?】の続きを読む


福祉が手厚いというイメージのあるスウェーデン。
教育への支援が手厚いことがそのイメージの大きな理由でもあるようです。

スウェーデンの義務教区は、
3-3-3-3-3(又は4)制
8月スタート
2学期制
となっていて、
基礎学校・高校・大学の授業料が無償です。

奨学金制度など学生を支援する制度も充実していて、高校卒業後に就職してから大学で学び直す学生も少なくないようです。

以前は、外国人に対しても、大学の授業料は無償でしたが、2011年より、EU/EEA/スイス以外からの留学生は有償になりました。

有償といっても、1年留学する場合の費用は学費のほか、衣食住、航空券、保険料等を含めて平均で300万円程度で、アメリカの大学よりもかなり安くなっています。
スウェーデンは学割が充実しているので、公共交通機関の利用料や携帯電話料金、ファストフード、カフェ、PC等も割引になるそうですよ。

スウェーデンの学校制度や学生生活について、調べてまとめてみました。

【スウェーデンの教育は手厚い!? | 学費や奨学金などは?】の続きを読む


世界有数の生活費の高い国であるシンガポール。

特に家賃は上昇が続いていて、あまりの高騰にシンガポールでの生活を諦める現地採用の外国人もいます。

もし単身でシンガポールに住む場合は、HDBでのルームシェアや下宿を検討してみると少しは生活費が安くなるかもしれません。

HDBはシンガポールの公団住宅で、いわゆる団地です。
といってもシンガポール人の8割以上がHDBに住んでいるので、日本人の考える団地とは少し違うかもしれません。

HDBの間取りもさまざまで、棟によってはベッドルームが3つあるところもありますよ。
また、最近新しく建設されたHDBはコンドミニアムと見紛うような高級感のある作りになっています。

HDBは公営住宅なので、外国人の所有は認められていません。
ただ、ルームシェアとして借りることはできますよ。
ルームシェアでは大家さんと一緒に住む場合と、その他の住人と一緒に住む場合、両方があります。

HDBに住むとローカル感満載の生活ができます。
ヴォイドデックというHDBの一階部分のスペースでイベントがあったり、近くに中国系の寺院がある場合には夜通しお祭りがあったりなど、シンガポールの文化に触れることができるでしょう。

住んでみると快適かも?なHDBでの生活についてまとめてみました。

【単身・格安でシンガポールに住むならHDBのシェアがおすすめ? | HDBでのローカルな生活とは】の続きを読む


アメリカ大統領選挙戦で、イーロン・マスク氏が100万ドルをトランプ氏の支持者の中で選ばれた人にプレゼントするというニュースが物議を醸していますね。

世界有数の大富豪であるイーロン・マスク氏ですが、アメリカには他にも名だたる大企業がたくさんあり、ハリウッドで世界的に成功しているセレブリティもあり、と桁違いのお金持ちがたくさんいるというイメージ。

では、アメリカの中でもっとも富豪の集まる州や都市はどこでしょうか?

米国の富豪400人を保有資産額で順位付けしたランキング「フォーブス400」によると、もっともランクインした富豪の住む州はカリフォルニアだそうです。
次にニューヨークとフロリダ。
そしてテキサスだそうです。

この4州は全米で最も人口が多く、米人口の3分の1を占めています。その中で富豪に限ると6割近くにのぼるそうです。

これらの州は、生活費コストが高いことでも有名なところ。
高い家賃や物価でも気にせず住めるくらいのお金持ちがたくさんいるということでしょうか。

アメリカのお金持ちが集まる州について、調べてまとめてみました。

【アメリカで最も富豪が集まる州は?都市は? | 資産はどれくらいなる?】の続きを読む

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