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2024年12月


いよいよ2024年も終わりに近づいてきました。
新しい一年への希望が膨らみますね。

この時期は仕事納めに向けてのラストスパート、大掃除や年賀状の準備、そしておせちや正月飾りの準備、買い出しなど、みんながどこかソワソワしています。
テレビでも一年の締めくくりの特番が多くなり、年越しの気分が盛り上がっていきますね。

ですが、同じアジアのシンガポールでは12月31日はそこまで大事な日ではないかもしれません。

大晦日にはマリーナベイを始め各所でカウントダウンの花火もあるなど、一応お祝いの雰囲気はありますが、シンガポール人からすると、やや意味の大き目の休日のひとつ、という感じなのです。

シンガポールに住んでいる日本人のために、日系スーパーではおせちやお寿司、高級和牛などが並び、日本人の家庭ではお正月の準備や大掃除、一時帰国の準備などで忙しくなります。

ですが、シンガポール人の場合は…

中華系シンガポール人は、1月後半から2月にかけてやってくる旧正月(春節)が本当のお正月。12月31日と1月1日は国民の祝日のうちの一つという認識。

マレー系・インド(タミル)系のシンガポール人は、ムスリムにはハリラヤ、ヒンドゥーいはディパバリというそれぞれの文化に沿ったお正月があるので、やはり12月31日も1月1日も普通の祝日。

そのため、27日前後に仕事納めをして三が日をお休みするという習慣もなく、1月1日のみ祝日です。

12月31日まで普通に会社でも仕事をして、1月2日からまた働きます。
(中には31日も独自に休みにするという会社もありますよ。)

シンガポールでお正月を過ごすと?
調べてまとめてみました。



【シンガポールの大晦日 | 意外と新年気分がない?なぜ?】の続きを読む


年末年始を韓国旅行で過ごしたい人も多いようです。

韓国でお正月を祝おうと思ったら、まだクリスマスツリーがある?

韓国では、新しい年に切り替わるのは旧正月とされているので、12月31日は平日。
1月1日は祝日でカウントダウンなども行われますが、おせち料理に初詣のような伝統的な祝い方で過ごすということはないようです。

代わりに、韓国ではまだまだクリスマスツリーが飾られていますよ。

韓国では人口の3割がクリスチャンだそうです。
そのため、クリスマスには教会に行って家族と一緒に静かに過ごす人、クリスチャン以外で友達や恋人とデートやパーティーを楽しむ人などさまざまにいるようです。

なので、西暦の年末年始に韓国に行くと、まだまだクリスマスイルミネーションが楽しめるところがたくさんありますよ。

韓国での年末年始について調べてみました。


【韓国はまだクリスマス?日本の隣なのに年末の過ごし方が違う!】の続きを読む


日本はお正月に向けて仕事納めや大掃除などで慌ただしくなっています。
ですが、世界に目を向けると年末の過ごし方は意外とさまざま。

クリスマスの当日が12月25日なのはもちろん世界共通ですが、キリスト教圏の国では、日本がお正月を準備している間もまだクリスマス期間は続いているのです。

欧米ではクリスマスツリーを片付けるのは1月6日。

また、ギリシャ正教やロシア正教といったキリスト教の宗派の国では、伝統的な暦にのっとりクリスマスのお祝いは1月の6日または7日に行われます。

というわけで、まだまだクリスマス期間の国も多いので、世界のクリスマス料理を調べてみました。

ローストターキーやシュトーレンはすでに有名で日本でも広まっているので、あまり知られていないクリスマスの料理は何でしょうか?

・チェコの「スマジェニー・カプル」
チェコではクリスマスには肉ではなく鯉を食べる習慣があり、このスマジェニー・カプルはクリスマスによく食べられる鯉のフライです。
鯉が苦手な人は海水魚で作っても良いそうで、ポテトサラダを添えて出されます。

・イタリアのさまざまなウナギ料理
カトリック発祥のイタリアではクリスマスは厳かに祝うもので、他の国よりもお祭り感が弱め。
クリスマスには肉食を慎み、かわりに冬に旬を迎えて美味しくなるヨーロッパウナギをさまざまな料理にして食べるそうです。

チリやポーランドなど、クリスマスイブには肉食を控えて魚料理でお祝いをする国は他にもあります。

・スウェーデンの「ユールボート」
クリスマスの特別なビュッフェ形式のご馳走のこと。
ニシンやサーモン、トナカイなど北欧らしいクリスマス料理が並びます。

もともと北欧で発達したビュッフェ形式の料理を「スモルゴスボート」といいます。
「ユール」はクリスマスの意味なので、「ユールボート」でクリスマスのビュッフェ。

ちなみに日本のビュッフェの呼び方「バイキング」は、このスモルゴスボートを日本に取り入れる際に名前が覚えづらく浸透しにくそうとのことで、北欧のイメージ=バイキングということで「バイキング料理」として広めたそうです。

まだまだある世界のクリスマス料理について調べてみました。

【まだ世界ではクリスマスが終わってない! | 世界のクリスマスディナー】の続きを読む


クリスマスも終わり、いよいよ年末が迫ってきました。

世界では色々な年越しの過ごし方がありますが、西暦の大晦日とお正月を盛大に祝っている日本は、実は少数派なのかもしれません。

クリスマスが1月まで続くキリスト教圏の国、旧正月を重んじる東アジアの国などさまざまですが、日本のお隣の韓国なら年末の過ごし方も似ているかも?

ですが、やはり韓国でも西暦の大晦日と元日は数ある祝日の一つのようです。

韓国では祝日は1月1日のみで、仕事納めもなく12月31日は普通に働く人が多数です。

韓国で重要なのは、やはり旧正月。
仕事納めも旧正月に合わせて行われます。

また、韓国ではクリスチャンの人も多数のため、1月までクリスマスツリーが飾られていることも多くあります。
日本では平日になっているクリスマスも、韓国では祝日でお休み。

韓国の年末の過ごし方について調べてみました。

【韓国の年末の過ごし方 | 日本とは全然違ってびっくり!?】の続きを読む


欧米のさまざまなクリスマスイベントが日本でも定着しつつあります。
アドベントカレンダーやシュトーレンなどは最近になって一般的になったクリスマスの風物詩ですね。

ですが、まだまだ日本では行われていないクリスマスイベントがあります。

その一つが「ボクシングデー」。
スポーツのボクシングとは関係がありません。

ボクシングデーはイギリス発祥で、クリスマス翌日の12月26日にオーストラリアやニュージーランド、カナダなど英連邦の国々で行われるもの。

元々は、教会が貧しい人々のために寄付を募り、箱(Box)に入れて贈った日であったため、Boxingという名前になっていると言われています。

この他にも、使用人に日ごろの労いを込めてギフトを贈る、クリスマスカードを届けてくれる郵便配達の人へのプレゼントの日など、諸説あります。

現在では、26日にデパートやショッピングモールが大規模なセールを行う日となっていて多くの人が行列を作ります。

ボクシングデー、日本でも行われるようになる?
調べてみました。

【クリスマスはまだ終わらない! | ボクシングデーとは?何をする日?】の続きを読む

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