海外生活や海外旅行に行かれる方に。最新の海外の状況や事情をリサーチ&ピックアップしたまとめページです。 皆様の海外生活や旅行のヒントになれば幸いです

2026年02月


モロッコ中央部から南へと連なるアトラス山脈。
ベルベル(アマジグ)系の村々では、
パンは料理というより、食卓の中心に置かれる道具のような存在です。

小麦や大麦を挽き、
こねて、丸めて、平たくのばし、
石窯や鉄板で焼く。

豪華な装飾はありませんが、
その土地の気候と暮らしに合わせた形が選ばれてきました。

1. Khobz(ホブズ)

モロッコ全土で食べられる丸い平焼きパン。
外側はしっかり、中はやわらかく焼き上げます。
家庭では共用窯で焼くことも多く、
毎日の食卓に欠かせません。

2. Batbout(バトブート)

フライパンや鉄板で焼く、やや小ぶりの平パン。
中が空洞になりやすく、
具を挟んで食べられます。
山間部でも日常的に作られます。

3. Harcha(ハルシャ)

セモリナ粉を使った、やや厚みのある平パン。
表面に粗い粒感が残り、
バターや蜂蜜とともに食べられます。
朝食にも登場します。

4. Mlaoui(ムラウィ)

層を折り重ねて作る平焼きパン。
外側は香ばしく、中はもちっとした食感。
油を使いながら折り込むのが特徴です。

5. Aghroum(アグルーム)

アマジグ(ベルベル)語で「パン」を意味する言葉。
大麦を使った素朴な平焼きパンを指すことが多く、
山岳地帯では今も作られています。

6. Rghaif(ルガイフ)

薄くのばして焼く層状パン。
甘い具や塩味の具を包むこともあります。
都市部でも見られますが、
山間部でも日常的に作られます。

💬 まとめ

アトラス山脈の平焼きパンは、
料理の脇役ではなく、
食事そのものを支える基盤です。

スプーンの代わりに使い、
煮込みをすくい、
分け合う。

もしこの山岳地帯を訪れるなら、
観光料理だけでなく、
焼きたての丸いパンにも目を向けてみてください。
そこに、山の生活の輪郭が見えてきます。

【モロッコ・アトラス山脈の平焼きパン6選|山の暮らしを支える丸い主食】の続きを読む


午後の光がやわらかく街を包むころ、
バルのテラスでは、人々がゆったりとグラスを傾けています。

急いで飲む人はいません。
ひとりでスマホを見続ける人も、あまりいません。

スペインの日常は、
誰かと時間を分かち合うことが中心にあります。
だからこそ、そこから外れてしまう行動は、
小さな違和感として伝わります。

スペイン人が大切にしていること

スペインでは、

・人と過ごす時間

・会話の楽しさ

・今この瞬間を味わうこと

が、とても重要。

効率より、体験。
スピードより、共有。
その価値観の中で、自然と生まれた「小さなタブー」があります。

スペインの暮らしにある5つの小さなタブー

① 集まりで無言のまま過ごすこと
静かにすることが美徳、という場面は少なめ。
少しでも会話に加わる姿勢が歓迎されます。

② 約束の場に“心ここにあらず”でいること
遅れることよりも、
その場を楽しんでいない態度の方が目立ちます。
一緒の時間を共有する意識が大切。

③ 食事や飲みをすぐ切り上げること
食卓は、ただ食べる場所ではありません。
会話と余韻も含めて、ひとつの時間。

④ 喜びを控えめにしすぎること
嬉しいときは嬉しいと表現する。
それが場の空気を明るくします。

⑤ 誘いを曖昧に流し続けること
はっきり断る方が誠実。
曖昧な返事を重ねると、距離が生まれます。

旅人へのやさしいヒント

スペインでは、
完璧な言葉よりもその場を楽しむ姿勢が大切。

・うなずく

・笑う

・グラスを軽く上げる

・「いいね」と伝える

それだけで、自然と輪の中に入れます。

まとめ

スペインのタブーは、
厳しい規則ではありません。

それは、
「一緒にいる時間を大切にしよう」
という、とてもシンプルなメッセージ。

人生を、ひとりで急がない。
誰かと分かち合いながら、味わっていく。

その豊かさが、
スペインの日常には静かに流れています。




<ツイッターの反応>


さい姫
@sikky_2

次は本気でスペイン留学したいからこれを機に勉強しましょうと

(出典 @sikky_2)

ALPHA OMEGA
@SEIRON1977114

返信先:@SpainInJapan スペイン観光政府がストレートの異性愛者同士の男女を基準にしているなら共感しますしスペインは良い国だ思います。

(出典 @SEIRON1977114)

kazenoyukue _369
@kaze_no_yukue_

バルセロナのカサ・ミラのすぐ近くにあるチョコレート屋さん🍫 試食がほぼ全種類あって食べ放題😋 おかげでお土産やらなんやらいっぱい買ったけどあんなに色々試させてもらって大満足🥰🥰🥰 どれもこれも濃厚で美味しかった🤎 そういやこっちにもリンツ見るけど入ってないや… #スペイン観光🇪🇸 pic.x.com/KsqQMlxkbz x.com/mirei_buppan79…

(出典 @kaze_no_yukue_)

per me(ペルメ)
@perme0000

返信先:@minerva_owl1 FF外よりコメント失礼いたします。 昔バルセロナ→バレンシア→グラナダ→マドリードを旅行しましたが、ドン・キホーテデラマンチャの風車村とオプションで付け加えたトレド観光が最高でした。街並みや風景など。 スペイン観光は結構歩くので彼女さんの体力面を気遣ってさしあげるといいかもです

(出典 @perme0000)

kazenoyukue _369
@kaze_no_yukue_

スペイン語🇪🇸のドラえもん スネ夫以外はまあ合ってる😄 ジャイアンの母ちゃんもそれっぽく🤭 #ドラえもん #スペイン観光🇪🇸 pic.x.com/vrozKsS5Ae

(出典 @kaze_no_yukue_)

mint_chocolate saw Oasis🪇
@mintymintchoc

週末の朝から号泣〜😭 家族の絆がとても強い スペインらしさに溢れています🇪🇸 x.com/sakagogablog/s…

(出典 @mintymintchoc)

いねシン|呑食城旅遊FIRA55
@inesin101010

イタリアアーカイブ4:ローマの休日で有名なスペイン広場。いろんなとこで工事してると遺跡が出てきちゃうみたいね。で、とにかく食事が美味い!2011年よりはユーロ高いしインフレで費用かかるけど、本気でイタリア…とミラノ・コルティナオリンピック観ながら思う。ローマはここまで。次は花の都。 pic.x.com/kLyJ6T7x0j x.com/inesin101010/s…

(出典 @inesin101010)

紅茶派│コツコツ高配当集め
@Benichan_design

返信先:@moneytube_kuma スペイン産を試してみます🤭💓 ビーガンの主張だったり、食品安全の情報だったり、聞いているとゾワゾワしちゃってあまり主体的に調べられなくて💦 食事は毎日のことだし、子どもにはバランスの取れた食事をしてほしいとか欲も出ちゃって、ちょうどいいをまだ探しています👀

(出典 @Benichan_design)



韓国北東部に位置する江原道(カンウォンド)。
その山間部は、冬の寒さが厳しく、積雪も多い地域です。
秋のうちに仕込みを終え、冬を越す準備を整える。
家庭の保存食は、そうした生活のリズムの中で続いてきました。

今回は、山の暮らしに根づく保存食をご紹介します。

1. 황태(ファンテ)

寒風にさらして乾燥させたスケトウダラ。
凍結と解凍を繰り返す気候が、独特の食感を生みます。
スープや和え物に使われる、冬の重要なたんぱく源です。

2. 메주(メジュ)

茹でた大豆を固め、乾燥させた発酵ブロック。
ここから
된장(テンジャン/味噌)
간장(カンジャン/醤油)
が作られます。
家庭の発酵文化の出発点です。

3. 곤드레나물(コンドゥレナムル)

高地に自生するゴンドゥレ(高麗アザミの若葉)を乾燥させた山菜。
水で戻し、炊き込みご飯に使われます。
短い収穫期を長く使うための知恵です。

4. 무말랭이(ムマルレンイ)

細切りにして干した大根。
戻して和え物や煮物に使われます。
冬の野菜不足を補う保存副菜です。

5. 장아찌(チャンアチ)

山菜や野菜を醤油や味噌に漬け込む保存食。
家庭ごとに種類が異なり、
その家の冬支度を映す存在でもあります。

6. 감자옹심이(カムジャオンシミ)

すりおろしたじゃがいもを団子状にした料理。
保存していたじゃがいもを使う、
山間部らしい主食的な一品です。

💬 まとめ

江原道山間部の保存食は、
派手さよりも確実さを選んできました。

発酵させる、干す、漬ける。
それぞれが、冬を越すための判断です。

もしこの地域を訪れるなら、
観光地だけでなく、
家庭の台所に続く保存の風景にも目を向けてみてください。
そこには、雪の季節を支えてきた時間が流れています。

【韓国・江原道山間部の家庭保存食6選|雪深い土地が育てた冬支度の味】の続きを読む


スウェーデン中西部、ノルウェー国境に近いイェムトランド地方。
長い冬と深い森に囲まれたこの地域では、
狩猟は特別な行為ではなく、暮らしの一部でした。

獲った肉をどう保つか。
短い季節の恵みを、どう冬へつなぐか。
その答えが、乾燥、燻製、塩漬けという保存技術です。

今回は、狩猟文化と結びついた家庭の保存食をご紹介します。

1. Torkat renkött(トルカット・レンショット)

乾燥トナカイ肉。
薄く切った肉を寒風にさらして乾燥させます。
軽く、持ち運びやすく、長期保存が可能。
北部の狩猟文化を象徴する保存食です。

2. Älgkött torkat(エルグショット・トルカット)

乾燥エルク(ヘラジカ)肉。
塩を施し、冷たい空気でゆっくり水分を抜きます。
スープや煮込みに戻して使われる、冬のたんぱく源です。

3. Rökt renkött(ロクト・レンショット)

燻製トナカイ肉。
低温で時間をかけて燻し、保存性を高めます。
薄切りにしてそのまま食べられる、保存肉の代表格です。

4. Torkad fisk(トルカード・フィスク)

乾燥魚。
湖や川で獲れた魚を干して保存します。
雪深い冬でもたんぱく質を確保できる重要な食材です。

5. Messmör(メスモール)

ホエイを煮詰めて作る茶色い乳製品ペースト。
甘みとコクがあり、パンに塗って食べます。
乳を余すことなく保存するための知恵です。

6. Hjortronsylt(ヨルトロンシルト)

クラウドベリーの保存ジャム。
短い夏に収穫されるベリーを煮詰め、
冬まで保存します。
肉料理や乳製品とも組み合わせられます。

💬 まとめ

イェムトランド地方の保存食は、
狩猟と採集の延長線上にあります。

乾かす、燻す、煮詰める。
それぞれが、森と湖に囲まれた土地で
確実に冬を越すための選択でした。

もしこの地域を訪れるなら、
レストランの北欧料理だけでなく、
こうした保存食の背景にも目を向けてみてください。
森の時間が、そのまま味として残っています。

【スウェーデン・イェムトランド地方の狩猟と保存食6選|森の時間を閉じ込める北の台所】の続きを読む


メキシコ南部、山岳地帯に広がるオアハカ州高地。
サポテカやミシュテカなど、先住民文化が色濃く残る地域です。

雨季と乾季がはっきり分かれるこの土地では、
収穫期に得た恵みをどう保つかが重要でした。
乾燥させる、発酵させる、煮詰める。
家庭の保存食は、気候と地形に応じた選択の積み重ねです。

1. Totopos(トトポス)

トウモロコシ生地を薄くのばして焼き、乾燥させた保存食。
湿気を避ければ長期間保存が可能です。
日常の主食であり、煮込みや豆料理と合わせて食べられます。

2. Tasajo(タサホ)

塩を施して乾燥させた牛肉。
高地の乾燥した空気を利用した保存法です。
焼いて食べるほか、煮込みにも使われます。

3. Cecina(セシーナ)

薄く延ばして塩漬け・乾燥させた肉。
地域によって牛や豚が使われます。
保存肉として、祭りや日常食に登場します。

4. Chile pasilla oaxaqueño seco

(チレ・パシージャ・オアハケーニョ・セコ)

オアハカ特有の唐辛子を乾燥させたもの。
収穫後に干して保存し、
必要に応じて戻してソースや煮込みに使います。

5. Quesillo(ケシージョ)

オアハカ特産の紐状チーズ。
塩を使い、保存性を高めています。
完全な長期保存食ではありませんが、
乳を無駄にしない加工技術のひとつです。

6. Frijoles refritos deshidratados

(フリホレス・レフリトス・デスイドラタードス)

豆を煮て潰し、再加熱して水分を飛ばした保存形態。
再度温めて食べられます。
豆は乾燥状態でも保存可能で、家庭の基本食材です。

💬 まとめ

オアハカ高地の保存食は、
山岳地帯の気候と、先住民の生活に根ざしています。

トウモロコシ、豆、唐辛子、肉。
どれも、乾燥と塩を中心に保存されてきました。

観光料理の華やかさの裏には、
こうした家庭の保存技術があります。
山の台所には、収穫期と乾季の時間が、そのまま刻まれています。

【メキシコ・オアハカ州高地に息づく先住家庭保存食6選|乾燥と発酵でつなぐ山の台所】の続きを読む

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