海外生活や海外旅行に行かれる方に。最新の海外の状況や事情をリサーチ&ピックアップしたまとめページです。 皆様の海外生活や旅行のヒントになれば幸いです


モロッコの旧市街(メディナ)にひっそり佇むリヤド。
中庭に噴水があり、タイルが美しく彩られたこの伝統的な邸宅は、
“非日常の滞在”を楽しむにはぴったりの空間です。
しかし実際に宿泊してみると、「水回り」が日本と大きく異なり、
戸惑いや不便を感じることも。
今回は、リヤド滞在時に気をつけたい“水回り”のポイントを、体験ベースでご紹介します。

🚿 1. シャワーの水圧は場所によって“かなり差がある”
リヤドは古い建物を改装しているため、水圧が弱いことが多い

特に上階の部屋や小規模なリヤドでは、シャワーがチョロチョロ…ということも

強い水圧を希望する場合は口コミでの事前チェックが不可欠

🌡 2. お湯の出方には“タイムラグ”があることも
電気式またはガス式の給湯器を使っているため、お湯が出るまでに数分かかることも

朝の混雑時間はお湯切れや温度変化も起こりやすい

チェックイン時にスタッフに**「お湯の出し方」を確認**しておくのが安心です

🚽 3. トイレットペーパーの流し方に注意
モロッコでは下水設備が脆弱な地域も多く、紙を流さないのが基本

トイレの横にあるゴミ箱に使用済みペーパーを捨てるスタイルが一般的

最初は戸惑いますが、地元のルールを守ることでトラブル防止に

🚰 4. 蛇口の水は“飲まない”のが無難
一部の高級リヤドを除き、水道水は飲用に適していないことが多い

歯磨き時もミネラルウォーターを使用すると安心

宿によっては無料のボトル水を毎日用意してくれることも

💡 5. 夜の“お湯切れ”&照明切れに備えておく
一部リヤドでは電気設備も不安定で、お湯や照明が急に切れる場合も

夜にシャワーを浴びたい人は早めの行動を心がけると◎

スマホ用ライトやポータブル充電器があると心強い

🧴 6. アメニティの内容は“最低限”と考えておく
シャンプー・ボディソープはあるが、タオルが足りない or 薄手という声も

ドライヤーが備え付けられていないこともあるので、要持参 or 要確認

ローカル感を味わう分、自分で“整える”気持ちが大切

📝 まとめ|伝統美と快適さのバランスは“事前準備”で整える
リヤドは、“美しさ”と“生活のリアル”が同居するモロッコならではの宿泊体験です。
少しの工夫と心構えがあれば、
「不便」も「旅の一部」として楽しめる余裕が生まれます。
事前に情報をチェックし、現地の習慣を尊重しながら、
自分らしいリヤドステイを満喫してくださいね。

【モロッコのリヤド宿泊で気をつけたい“水回り”のポイント ──異国情緒あふれるリヤド、でも“快適さ”にはひと工夫が必要です】の続きを読む


北欧・フィンランドの図書館は、“読書空間”にとどまらない交流の場として、世界中から注目を集めています。
とくに首都ヘルシンキの「Oodi(オーディ)」などに代表される新世代図書館では、
住民や移住者、観光客、そして多国籍なコミュニティをつなぐ文化交流プログラムが日常的に開催されています。

📚 1. 図書館=誰もがアクセスできる“公共のリビングルーム”
フィンランドの図書館は、国民一人あたりの利用数が世界でもトップクラス

無料Wi-Fi、カフェ、子どもスペース、3Dプリンターや楽器貸出まで完備

「知」と「共創」の場として、世代も国籍も超えた居場所になっています

🌍 2. 多文化イベントの開催例
現地の図書館では、以下のような文化交流型のイベントが行われています:

🎶 ・インターナショナル音楽会&ダンス体験
他国の音楽家を招き、演奏と文化紹介を実施

アフリカ系やアラブ系住民との共創イベントも

🍲 ・「持ち寄り料理会」などの食文化紹介ワークショップ
フィンランド料理と他国料理を一緒に作るクッキングセッション

移民の方が“自分の文化を教える側”になる構成も多く好評

💬 ・「Language Café(言語カフェ)」や日本語交流会
英語やフィンランド語を練習したい人が集うフリートークの時間

参加者が互いの母語を交換し合う“言語の交換留学”のような場に

🧑‍🏫 3. 「Living Library(生きた図書館)」というユニークな取り組み
図書館に“人”を貸し出すという発想

例えば「移民として暮らす女性」「難民出身の大学生」といった人が“本”となり、1対1で話を聞ける

ステレオタイプを超えて**“人の人生を読む”**体験ができる、世界的に評価の高い企画

✨ 4. Oodi図書館ならではの交流体験
ヘルシンキのOodiでは、文化交流やイベントの拠点として以下のスペースが整っています:

多目的ホールや防音音楽室(バンド練習も可)

ワークショップルーム(刺繍、木工、陶芸など)

ボランティアによる**「Oodiアンバサダー」**プログラムもあり、観光客も参加可能

📝 まとめ|図書館は“異文化理解の出発点”
フィンランドの図書館は、知識を得る場所だけでなく、互いの文化を学び、尊重し合う場所でもあります。
旅行者としても、ただ観光するのではなく、その土地の人と深く関わる扉として、図書館のイベントに参加してみるのもおすすめです。
人とつながり、心を通わせるきっかけが、そこにはきっとあるはずです。

【フィンランドの図書館で体験できる“文化交流プログラム”とは ──本を読むだけじゃない、人と人とがつながる場所】の続きを読む


サハラ砂漠に連なるチュニジア南部の砂漠地帯。
トズールやドゥーズを拠点にした4WDツアーやキャメルライド、星空観賞など、非日常を味わえるアクティビティが人気です。
けれど、砂漠は気温差が激しく乾燥も強烈。
日本の感覚では想像できない環境に備えて、持ち物選びが快適さのカギを握ります。

☀ 1. 体温調整のための「薄手&速乾」重ね着アイテム
日中は40℃以上、夜は10℃以下まで下がることも

長袖シャツやカーディガン、薄手のウインドブレーカーが活躍

薄手のレギンス+ワイドパンツの重ね着も◎

🧣 2. 日差し・風よけになる「大判スカーフ or シェマグ」
首元、顔まわり、肩に巻いたりかぶったりと万能アイテム

サンドストーム(砂嵐)時にはマスク代わりにもなる

現地で購入するのも旅の楽しみのひとつ

🥾 3. 砂漠対応の「スニーカー or トレッキングシューズ」
サンダルは砂が入りやすく、長時間の移動には不向き

通気性が良く足首を保護できるタイプの靴が理想

靴下は厚手&替えを複数持参すると安心

🧴 4. 乾燥と紫外線対策の「保湿&UVケアグッズ」
SPF50以上の日焼け止め(顔・体用)

保湿クリーム・リップバーム(乾燥で唇が切れやすい)

サングラスと帽子も必携

💧 5. 飲料水と簡易浄水ツール
砂漠では水の入手が限られるため、1〜2Lのペットボトルを持参

心配な場合は携帯型浄水ボトルやタブレットもあると安心

現地ツアーでは補給可能かも確認を

🔦 6. 夜間や停電時の「ライト類」
テント泊や星空観賞では照明のない場面も

ヘッドライトや小型懐中電灯があると両手が使えて便利

スマホの充電対策としてモバイルバッテリーも必須

🧻 7. トイレ・衛生用品(特に女性におすすめ)
ツアー中は簡易トイレや自然の中での対応が基本

トイレットペーパー、ウェットティッシュ、消毒ジェルは多めに

女性は生理用品や携帯用トイレグッズも念のため持参を

🎒 8. 小分けしやすい「軽量バックパック&ポーチ類」
荷物を素早く取り出せるよう整理ポーチやサコッシュが便利

日帰りでもバックパックは軽くて丈夫なものを

荷物に砂が入りやすいため、ジップ付きの袋も重宝します

📝 まとめ|“絶景と過酷さはセット”と心得て、楽しい旅に
チュニジアの砂漠ツアーは、普段の旅行とは違う“自然の厳しさ”も体験する機会です。
ですが、しっかり準備すれば、快適さと安心感はぐんと高まります。
現地ガイドさんの指示にも従いながら、安全で美しい砂漠の時間を堪能してください。
特別な旅を、後悔のない思い出にするために、“装備”こそが味方になります。

【チュニジアの“砂漠系ツアー”に参加する前に知っておきたい持ち物 ──オアシスも星空も快適に楽しむための、実用アイテムリスト】の続きを読む


エーゲ海やイオニア海に浮かぶ美しい島々——サントリーニ、パロス、ナクソス、レフカダ…。
ギリシャの島旅でぜひおすすめしたいのが、**“家族経営”の小さな宿(ペンションやヴィラ、B&B)**です。

リゾートホテルとは異なる、**素朴で温かい“人との距離感”**が魅力。
一方で、予約前に知っておくと快適に過ごせるポイントもあります。

🏡 魅力1|まるで親戚の家に招かれたような、温かいおもてなし
「Welcome drink」で手作りのレモネードやお菓子が出てくることも

朝食が家庭料理!自家製オリーブやフェタチーズ、パイなどが並ぶ

地元のことを親身に教えてくれるオーナーとの会話も旅の楽しみ

🌅 魅力2|絶景や静けさを独り占めできる、ロケーションの良さ
観光地の中心部より少し離れた海沿いや丘の上にある宿も多く、静かでゆったり

規模が小さい分、全室オーシャンビューの宿など贅沢なつくりのことも

「朝起きたら真っ青な海が目の前」なんて贅沢も味わえる

🪴 魅力3|手作り感ある内装やガーデンに、島らしさが宿る
ブーゲンビリアが咲く中庭、手描きの壁タイル、レースのカーテンなど

大規模ホテルにはない、生活の香りが残る空間

オーナーの趣味やセンスがそのまま表れていて、滞在そのものが思い出に

⚠ 注意点1|「設備の快適さ」は事前チェックが必須
シャワーの水圧が弱い・お湯の出が悪いということも

エアコンがあっても効きが甘かったり、冷蔵庫が小さすぎるケースあり

Booking.comやGoogle Mapの実際の口コミで具体的に確認を

⚠ 注意点2|英語が通じないこともあるが、それも旅の味
高齢のオーナーが対応する場合など、英語がほとんど通じないことも

ジェスチャーや翻訳アプリが活躍!困ったら他の宿泊客に聞くのも◎

そのやりとり自体が、忘れられない思い出になることもあります

⚠ 注意点3|チェックイン・チェックアウト時間の柔軟さに注意
「14時チェックイン」と書いてあっても、掃除が終わっていない場合も

出発日の送迎時間など、前日にオーナーに確認しておくと安心

家族で切り盛りしているため、対応に“ギリシャ時間”が混じることも

✨ まとめ|豪華さよりも、島の人たちの“暮らし”に触れる贅沢を
ギリシャの家族経営の宿は、決してラグジュアリーではありません。
けれどそこには、**笑顔や手のぬくもり、そして本当の“島の時間”**が流れています。

旅の思い出に残るのは、絶景よりも人のやさしさだった──
そんな体験を、ギリシャの島々で味わってみませんか?

【ギリシャの島旅で出会った“家族経営の宿”の魅力と注意点 ──ホテルでは味わえない、島の暮らしの一部に溶け込む体験】の続きを読む


韓国旅行というとソウルや釜山などの都市観光が定番ですが、
少し目線を変えて**ローカル線を使った“のんびり鉄道旅”**をしてみませんか?

地元の暮らしや自然、名もない駅に降り立つワクワク感──
今回は、ソウル発で楽しめる1泊2日のローカル列車旅ルートをご紹介します。

🚆 Day1|ソウル → 丹陽(タニャン)
9:00|ソウル駅からITXセマウルで出発(→約2時間半)
景色を楽しめる快適な中距離列車

駅弁やカフェもあり、ローカル線旅の雰囲気を満喫

12:00|丹陽駅到着|絶景の山と川に囲まれた町
忠清北道にある小さな町で、自然と歴史が融合

駅からタクシーやバスで**「多島渓谷」や「石門(ソクムン)」へ**

屋台で**“マッククス(そば冷麺)”や“韓方チキン”**を食べて一休み

16:00|丹陽温泉で宿泊|地元の旅館や小ホテルに宿泊
丹陽温泉は肌にやさしい炭酸水素塩泉で地元にも人気

夕食には韓牛焼肉や韓定食がおすすめ

宿泊はオンドル部屋でのんびりと

🚆 Day2|丹陽 → 堤川(ジェチョン) → ソウル
9:00|ローカル列車に乗って堤川へ移動(所要約1時間)
小さな無人駅も通る単線のゆったり旅

風景を楽しみながら、韓国の地方の日常を肌で感じる時間

10:30|堤川で“伝統薬草市場”や“湖畔カフェ”を散策
堤川は薬草と漢方で有名な町

韓薬市場や薬膳カフェ、自然派石鹸ショップなども立ち寄りどころ

湖の見えるカフェでのんびり過ごすのもおすすめ

14:00|ITXでソウルへ戻る(約1時間半)
最終列車前でも、17時台の便で十分に日程が組めます

駅でローカルのお菓子やお茶を買って帰路へ

🧳このルートの魅力ポイント
都会にない、韓国の自然と“暮らしの温度”に触れられる

英語があまり通じない場所もあるが、それも旅のスパイス

列車移動なので、一人旅にも安心&安全

💡持ち物と注意点
翻訳アプリ(Google翻訳+Papagoがおすすめ)

T-moneyカード(鉄道・バス両用可)

小銭、現金(地方ではカード不可の屋台も)

列車のチケットは事前に予約サイトで確保しておくのが安心(Korail)

✨まとめ|ゆるやかな“韓国のローカル時間”を味わってみよう
都市の便利さとは別の心地よさが、ローカル列車旅にはあります。
1泊2日でも、ぐっと韓国の奥行きを感じられるこの旅ルート──
次の韓国旅行は、**静かで豊かな時間をくれる“ローカル線の旅”**を選んでみてはいかがでしょうか?

【韓国で“ローカル列車の旅”を満喫する1泊2日のルート案 ──ソウルから少し足をのばして、“韓国の日常風景”に出会う旅へ】の続きを読む

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